消化器内科と内科、どちらを受診すべき?
体調が優れない時、「まずは内科へ」と思われる方も多いかもしれません。
もちろん、発熱や咳など全身の症状が強い場合は内科が適切な選択肢となります。
しかし、お腹の症状が気になる場合、「消化器内科」を受診することで、より専門的な診断と治療が期待できます。
いちょうの森クリニック浦安では、消化器内科と内科の両面から、皆様の健康をサポートしております。
今回は、どのような症状の際にどちらの科を受診すべきかの目安をご案内いたします。
◾️内科とは?
内科は、手術以外の方法で治療を行う診療科で、幅広い疾患に対応しています。具体的には、
・一般的な感染症: 風邪、インフルエンザなど
・生活習慣病: 高血圧、糖尿病、脂質異常症など
・呼吸器疾患: 肺炎、気管支炎、喘息など
・循環器疾患: 心不全、狭心症、不整脈など
これらの疾患でお困りの際は、まず内科にご相談ください。
◾️消化器内科とは?
消化器内科は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸といった消化管をはじめ、肝臓、胆のう、膵臓などの病気を専門に診療する科です。
当院では、患者様の苦痛に配慮した内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)や、腹部エコー検査、必要に応じたCT検査などを実施し、消化器系の病気の早期発見・診断・治療に力を入れています。
■受診の目安
以下のような症状が中心の場合は、消化器内科の受診をご検討ください。
・ お腹の不調: 腹痛、胸やけ、胃もたれ、吐き気、嘔吐、便秘、下痢
・ 消化器系の病気が疑われる場合:
・ 健康診断で胃や大腸の異常を指摘された
・ ピロリ菌感染の診断・除菌
・ 過去に胃炎、胃潰瘍、大腸ポリープなどの消化器系の病気を患ったことがある
・ 血便が出た、便潜血検査で陽性だった
■こんな場合は内科へ
一方、以下のような症状が中心の場合は、内科の受診をご検討ください。
・ 全身的な症状: 発熱、咳、鼻水、倦怠感など、お腹の症状よりも全身の不調が強い場合
・ 生活習慣病の管理: 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの慢性疾患の継続的な管理が必要な場合
■迷ったらお気軽にご相談ください
「どの科を受診したら良いか迷う…」という場合は、ご遠慮なくいちょうの森クリニック浦安にご相談ください。
症状を詳しくお伺いし、適切な診療科をご案内いたします。
大切なのは、我慢せずに早めに医療機関を受診することです。適切な科を受診して、早期の診断と治療につなげましょう。