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胃・大腸内視鏡検査
内視鏡検査
- 大学病院内視鏡専門部門に15年間所属した医師が担当します。
苦痛を感じやすいポイントを把握していますので、短時間で苦痛の少ない検査が可能です。 - 内視鏡検査前の感染症チェックは原則行いません。経済的、身体的負担が軽減されます。
患者様から排出された血液、体液はすべて感染性のあるものとして扱う標準予防策(スタンダードプリコーション)を実践していますので、交差感染の心配はいりません。ガイドライン上でも検査前の感染症チェックは不要とされています。 - 内視鏡および関連器材の洗浄は日本消化器内視鏡学会ガイドラインを遵守
快適に検査を受けていただけるように衛生管理には十分な注意を払っています。 - 鎮静剤、鎮痛剤を使用
- 画像強調観察、拡大観察も可能
胃内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)
Esophagogastroduodenoscopy(EGD)
いわゆる胃カメラです。下咽頭、食道、胃、十二指腸を観察できます。
ご希望に合わせて、鎮静剤の使用、挿入ルート(口または鼻)を選ぶことができます。
■鎮静剤使用について
メリット
- 検査を楽に受けることができる。
- 内視鏡検査に対する恐怖心が抑えられる。
デメリット
- 検査後に休む必要がある。
- 鎮静剤の効きが、弱かったり、強すぎることがある。
- 使用後24時間は自動車・自転車の運転はできない。(飲酒運転と同様になります。)
挿入ルートはご希望があれば、経鼻ルートに変更できます。
■経鼻ルート
メリット
- 反射を起こしやすい舌の付け根に触れにくく、苦痛が少ない。
デメリット
- 鼻が痛い。鼻血が出ることがある。鼻が狭いと通過できないことがある。
大腸内視鏡検査(下部消化管内視鏡検査)
Colonoscopy
大腸の症状がある場合や大腸がん検診の便潜血反応が陽性になったときに行います。
また、以前大腸の病気が指摘された場合の経過観察目的に行うこともあります。
大腸内視鏡検査前には腸の中をきれいにする必要があります。これを前処置と言います。
当院の前処置は、検査前日は検査食のみを食べていただき、夜に下剤を内服します。当日朝にも下剤を内服し、予約時間に来院していただきます。
開始前に鎮痛薬の注射を行います。盲腸までは3分前後で到達し抜きながら観察していきます。
腫瘍性ポリープが見つかった場合にはその場で切除します。費用は下記の表をご覧ください。ポリープ切除をご希望されない方は医師または看護師にお申し出ください。
内視鏡検査・治療当日の自己負担額表
(特定疾患療養管理料や追加検査や追加薬剤がある場合はこの限りではありません)
胃カメラ検査 (経口・経鼻)※鎮静剤有無関係無し |
1割 2,300円、2割3,500円、3割4,750円 |
---|---|
胃カメラ+病理組織検査 | 1割4,000円、2割7,000円、3割10,000円 |
胃がん検診 | 3,000円 ※材料費なし |
大腸カメラ検査 | 1割3,400円、2割5,300円、3割7,000円 |
大腸カメラ検査+病理検査(1臓器) | 1割4,700円、2割8,000円、3割11,100円 |
大腸カメラポリープ切除手術(1臓器) | 1割9,000円、2割16,500円、3割24,000円 |
大腸カメラポリープ切除手術(2臓器) | 1割11,000円、2割20,000円、3割28,000円 |
※上記検査費用には、内視鏡検査材料費と¥1000(税込み)を含んでいます。
※当日は上記検査費用の他に再診料や初診料の他、処方箋料等が加わることがあります。
※無痛性内視鏡検査について
保険適用外ですが薬剤費は請求していない為、費用は上記と同様となります。
・注意点:検査終了後に目が覚めるまで5分から15分(覚醒が悪い場合は30分程度)休憩室で休んでいただきます。
事故につながる危険がありますので車を運転しての来院は控えてください。
・未承認医薬品等であることの明示及び同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等:
プロポフォールは外科手術の際に、全身麻酔の導入薬として承認されていますが、消化器内視鏡検査治療においては適応外使用となっています。
・諸外国における安全性等に係る情報:治療に伴う個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありません。 フレゼニウス カービ ジャパン株式会社より入手しています。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/health_damage/overseas_report/