次のような症状がある方は注意！
- お腹が痛い
- 排便に時間がかかる
- 3日以上排便がないことがよくある
- 3便の手前部分が固くなっている感覚がある
- 強くいきまないと便が出ない
- 便に血液が混じる・便が黒っぽい
- 残便感がある
～便秘でお悩みの方はすぐに医療機関を受診しましょう～
便秘は身近な症状として放置してしまう方が多いですが、症状の悪化は日常生活に様々な支障をきたす場合があります。また便秘が深刻な病気である可能性もありますので、ご自身の判断で放置したり我慢することは非常に危険です。便秘症状でお悩みの方はいちょうの森クリニック浦安までお気軽にご相談ください。
便秘の種類
ひとことに”便秘”といっても、原因によって腸内で起きている異変は様々です。
便秘には、主に腸の機能が低下して起こる「機能性便秘」と、病気などが原因で大腸や肛門の形自体が変化して起こる「続発性便秘」の大きく2つの種類があります。
機能性便秘
直腸性便秘
便が排出されるはずの直腸まで到達しているのにも関わらず、便意を催さず、体内に留まり続けてしまうことで起こる便秘です。
痙攣性便秘
自律神経の異常により、腸が正常な動作ではなく痙攣を起こします。痙攣によって便を運搬する動作がさえぎられ便秘が引き起こされます。
弛緩性便秘
強くいきんでも便が出ない状態で、排便機能の低下が原因で起こる便秘です。
続発性便秘
器質性便秘
腸管の閉塞や狭窄が原因で引き起こされる便秘です。胃や小腸、大腸、肛門などに何等かの器質的な異常があることで発症する便秘のため、速やかに手術をしていただく必要があります。放置せずお早めに受診していただくことをおすすめしております。
肛門直腸疾患
切れ痔が慢性化し、肛門の入り口が狭くなることで起こる便秘です。
切れ痔は便秘と関係性が深いため注意が必要です。
薬剤性便秘
治療で飲んでいる薬の副作用によって起こる便秘です。
便秘を誘発する薬は多いため、便秘外来を受診の際にはご自身が服用している薬を正確に把握できるよう、お薬手帳をご持参いただくことをおすすめします。
便秘に関連する疾患
- 大腸がん
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 卵巣がん
- 腎がん
- 自立神経失調症
- 鼠経ヘルニア
- パーキンソン病
便秘の検査方法
便秘の検査方法について紹介いたします。便秘の検査方法は下記の通りです。
〇診察
まずはしっかり患者様のお悩みを伺いながら、便秘の状況、病歴や服用している薬、ライフスタイルなどを確認いたします。専門医による診察後、便秘解消に向けた治療方針を立てていきます。
〇触診
腹部の聴診や触診を行い、腹部X線検査で便秘の状態を確認します。医師が必要と判断した際には、血液検査、超音波検査、大腸内視鏡検査を行い便秘の原因となる疾患があるかを確認します。
〇大腸内視鏡検査
- 内視鏡カメラで大腸粘膜の状態を観察することができます。大腸がんやポリープによる腸の狭窄なども発見でき、組織採取が可能なので確定診断もできます。また当院では鎮静剤を使用して快適な大腸内視鏡検査を行っていますので、リラックスして検査を受診していただければと思います。
- 【当院の大腸カメラ検査についてはこちら】
便秘でお困りの方は当院まで
いちょうの森クリニック浦安では、患者様のお悩みをお伺いし、医師と二人三脚で便秘改善に向け尽力いたします。
当院はプライバシーにもしっかり配慮しておりますので、リラックスしてご来院ください。
（当院では原則摘便（指で便塊を取り除く医療行為）は行いません。）
