「昨夜は飲みすぎた…」という翌朝、トイレでお尻から出血してヒヤッとしたことはありませんか?

お酒は適量なら楽しいものですが、過度なアルコールは胃や腸、そして肝臓などの消化器官に大きな負担をかけ、様々なトラブルを引き起こします。

  1. アルコールによる下痢が「痔」を悪化させる

お酒を飲むと、アルコールが腸の粘膜を刺激して水分の吸収が妨げられ、下痢になりやすくなります。

 

何度もトイレに行って下痢を繰り返すことで、肛門に強い負担がかかり、元々あった痔が切れたり、うっ血して出血(鮮血便)を引き起こすことがよくあります。

 

  1. 胃が荒れて出血する「急性胃粘膜病変」

大量のお酒(特に度数の強いお酒)を飲むと、胃の粘膜が直接ダメージを受けてただれ、出血することがあります。

胃からの出血の場合、便は真っ黒な「タール便」となって現れます。みぞおちの痛みや吐き気を伴う場合は要注意です。

 

  1. 大量飲酒は「大腸がん」のリスクを高める

国立がん研究センターなどの研究により、アルコールの摂取量が多い人ほど、大腸がん(特に結腸がんや直腸がん)の発生リスクが高くなることが明らかになっています。

 

お酒を分解する際に発生する物質(アセトアルデヒド)が、腸の粘膜細胞にダメージを与えるためと考えられています。

 

【まとめ】

「お酒を飲んだ次の日だけ血が出るから、飲みすぎたせいだ」と軽く考えるのは危険です。アルコールは胃腸の粘膜を傷つけるだけでなく、将来的ながんのリスクも引き上げてしまいます。

 

血便が出た時は、お酒の飲み方を見直すとともに、消化器官からのSOSとして受け止めましょう。

 

■ お酒が好きな方は、定期的に胃腸の健康状態をチェックしましょう

日常的にお酒を飲まれる方は、そうでない方に比べて胃や大腸への負担が大きくなっています。
血便(赤い便・黒い便)が出た場合は、胃や腸で炎症や潰瘍、あるいはポリープなどができている可能性が高いため、早急な確認が必要です。

 

胃や腸のダメージを正確に把握するには、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)が一番の近道です。

いちょうの森クリニック浦安では、鎮静剤を使って眠っている間に楽に検査を受けられます。

これからも楽しくお酒を飲み続けるために、一度ご自身の胃腸の状態をチェックしてみませんか?

 

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