市販薬で散らしてはいけない「危険な胃痛」3つのチェックポイント
仕事のストレスや食べ過ぎなど、日常的に「胃痛」を経験する方は多いと思います。
「いつものことだから」「市販の胃薬を飲めば治るから」と、痛みをやり過ごしていませんか?
しかし、その胃痛の裏には、胃潰瘍やピロリ菌感染、最悪の場合は胃がんといった重大な疾患が隠れているかもしれません。
今回は、絶対に放置してはいけない「危険な胃痛」を見分けるポイントをご紹介します。
こんな胃痛は注意!3つの危険サイン
ご自身の胃痛に、以下の症状が伴っていないかチェックしてみましょう。
1.夜中、痛みで目が覚める(空腹時に痛む)
食後ではなく、胃の中が空っぽの夜間や早朝にみぞおちが強く痛む場合、十二指腸潰瘍などが疑われます。
胃酸が荒れた粘膜を直接刺激している状態です。
2.体重が減ってきた・食欲が全くない
ダイエットをしているわけではないのに体重が急激に落ちていく場合や、少し食べただけですぐに満腹になってしまう場合は、胃がんなどによって胃の働きが著しく低下している危険なサインです。
3.黒っぽい便(タール便)が出る
胃や十二指腸で深刻な出血が起きていると、血液が胃酸と混ざって真っ黒に変色し、海苔の佃煮やコールタールのような黒い便として排泄されます。
これは大至急の検査が必要な状態です。
市販の胃薬は一時的に症状を抑えてくれますが、根本的な病気を治しているわけではありません。
薬で痛みを散らし続けている間に、見えないところで病気が進行してしまうのが一番の悲劇です。
1〜2週間以上続く胃痛や、上記の危険サインがある場合は、すぐに消化器内科を受診してください。


